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最近、日本脳炎の予防接種のお知らせがきたんだけど、日本脳炎ってどんな病気?
中断されていたワクチンがまた接種できるようになったのはなぜ?
予防接種といえば、ヒブワクチンや肺炎球菌ワクチンもあるみたいだけど?
子どもの命に関わるだけに、予防接種はママの大きな関心事です。
ママたちの疑問に応えるべく、保健所の方にお話を伺ってきました。
取材したのは練馬区役所内にある、練馬区保健所保健予防課。
Q 日本脳炎は、どのような感染病ですか?
A 日本脳炎はウイルスの感染で起こります。
人から直接ではなくブタなどの体内で増えたウイルスが蚊によって媒介され感染するのが日本脳炎です。
人から人への感染はありません。発症すると死に至り重い後遺症が残るケースが多いのですが、日本では予防接種で劇的に患者数を減らすことできました。
Q なぜ中断していたのですか?またなぜ再開されたのですか?
A 5年前、予防接種の後に脳症になった患者さんが一人でて、その後の調査で脳症とワクチンとの関連が「ないとは言えない」という結論が出ました。
ほとんどのお子さんは予防接種をしても安全ではありますが、厚生労働省からの通達で、区民へ積極的に接種を勧めなくなったという経緯があります。
その後、より安全なワクチンの開発をすすめていましたが、国の承認が下りるまでに、時間がかかってしまい、平成21年6月から使用できるようになりました。平成22年になって3歳児に接種を勧めるよう国からの通知が来たので、練馬区では平成22年6月から接種をおすすめるようになりました。
Q 接種の優先順位はありますか?接種費用も教えてください。
A ワクチンは一気に量産できるものではないので、生産し在庫を貯めつつ接種を進めています。
現在は、2010年度に3歳になる子ども、3歳になった子どもを対象にお知らせしているところです。
接種費用は、国が定める接種期間に接種した子どもについては区が負担しています。
Q 定期予防接種見合わせ期間中に受けられなかった子どもへの対応はどのようになっていますか?
A 国で対応策を検討中です、最新の状況を知りたい場合は、練馬区保健所保健予防課にお問い合わせ下さい。
Q 使用されるワクチンについて教えてください?
A 以前のワクチンはマウスを使用していましたが、今回のワクチンはマウスを使用せずに開発された新しいワクチンです。
Q ワクチンは1期・2期に分かれていますが、その理由は何ですか?
A 1期(3回接種)は、身体に抗体を覚え込ませる為のワクチンです。(「基礎免疫」という)1期で覚えた抗体が、働くことなく年齢を経ると忘れてしまうので、再度2期の年齢でワクチンを追加します。
Q 日本脳炎は、何歳くらいまでの子どもがかかる病気なのですか?接種費用が無料でなくなる、7歳半を過ぎ た頃には、予防接種する必要はなくなるのですか?
A いくつになってもかかる可能性があります。
ワクチン接種で可能性を劇的に減らすことができます。
日本で現在日本脳炎の発症例は極めて少ないですが、それは長年の間積極的にワクチン接種を勧めてきた結果と環境の変化によるものと思われます。
Q ヒブ・小児肺炎球菌とは、どのような細菌ですか?
A ヒブも肺炎球菌も、髄膜炎を起こす細菌です。
髄膜炎は発症すると死に至ったり重い後遺症が残る上、病気の初期段階では診断がつきにくく、急激に悪化する病気です。ワクチンで髄膜炎のリスクを7~8割減らせるとされています。
Q 月齢によって接種回数が違うと聞きますが、接種回数が少なくなってから接種しても効果はありますか?また、接種対象年齢を過ぎてからの接種でも効果がありますか?
A 月齢が低い時期に接種回数が多いのは、子どもが免疫で作る力が未熟なために接種回数を多くするのであり、接種回数が少なくなってからの接種でも効果は変わりません。
いくつになってもかかる可能性はありますが、ピークは生後9ヶ月で5歳以上は極めてまれです。
接種時期
2ヶ月児~6ヶ月児・・・・・4回接種
7ヶ月児~11ヶ月児・・・・3回接種
1歳児~ 4歳児・・・・ 1回接種
Q 助成金が出る可能性はありますか?
A ヒブワクチンも小児肺炎球菌ワクチンも区では勧めたいと思っています。
ただし、副反応(副作用)がでた場合の補償の問題なども含め、助成を検討している ところで、現段階では自己負担をお願いしています。
Q 小児肺炎球菌ワクチンと高齢者向けの肺炎球菌ワクチンとの違いについて教えてください。
A 免疫を作る力が成熟している大人(高齢者)と発達途中の子供には打つワクチンの種類が違います。
取材をして、ワクチンは種類も豊富で、新しいワクチンが日々開発されていることを知りました。
保健予防課長さんは、日々開発されているワクチンを、どの段階で接種したらいいのか、見極めることが難しいとお話しされていました。
子供の最も良き理解者である親と、医師との間で十分に納得した上で接種を考えて欲しい、子どもを守るのは親にしかできないとつくづく感じました。
区ではHPや区報などで、ワクチンについての、正確な情報を提供し続けていきたいとのことでした。

















































